交通ルールとメンテナンス
自転車利用者も交通ルールを遵守することが必要
交通ルールを守らない人が少なくないために、自転車利用者に対する風当たりが強くなっています。この状況を放置すれば、交通網には大きな問題点が残り、歩行者の安全を脅かすことになります。
自転車のハンドルを握ることは、軽車両の運転手であることを意味するため、道路交通法を遵守することが義務になります。
交通ルールの基本には、車道の左側端を走ることがありますが、例外があるために問題も発生しています。自転車通行可の標識がある歩道でも走行できますが、車道寄りを徐行するのが原則です。
徐行とは時速が5km程度で走ることを意味するため、法律を明確に遵守すれば、押して歩いている状態と全く同じになります。
車道走行の際には、無理な追い越しや割り込みは避けて、手信号で合図をする必要もあります。
河川沿いの自転車専用道路を使う場合でも、自分勝手な交通ルールは通用しません。歩行者にも配慮しながら、場所によっては徐行するなどして、交通ルールを遵守することが大切です。
自転車のメンテナンスで活躍する工具
メンテナンスに必要な工具は、日曜大工用のものも転用できますが、自転車専用のペダルレンチなどもあります。ドライバーとレンチは特に使用頻度が高いですから、精度が高くて丈夫なものを選ばなければ、ネジやボルトを駄目にしてしまいます。
本格的に自転車を愛好するために、長く使える工具を取り揃えることが重要です。
初心者はセットで取り寄せてから、必要に応じて買い足しをして、使い方を学んでいくこともできます。特殊な専用工具を使いこなすためには経験も必要ですから、最初はプロショップで指導を受けることも大切です。
小さな工具はサドルバッグなどに入れておけば、サイクリング中のトラブルに対処できます。パンクを修理するために、タイヤレバーと携帯ポンプは必ず持っていくことがおすすめです。
自転車通勤をする人は、素早くトラブルに対処するために、予備のチューブを携帯することも珍しくありません。
普段のサイクリング中でも、スペアチューブを持っていれば、長距離走行もしやすくなります。
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最終更新日:2016/10/27